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抗がん剤(化学療法)

抗がん剤(化学療法)

投稿者 hagiwara | 治療例, 腫瘍科

この子は以前、ブログでご紹介した小腸腺癌を摘出した猫ちゃんです。現在、術後4ヵ月になります。

【術前】

112

【術後4ヵ月】

27

お腹の中の腫瘍なので、良くなったかどうかは外見ではわかりにくいのですが、表情も変わり、明らかに元気になったそうです。術前の体重は2.6kgだったのですが、術後4ヵ月がたった現在では4.0kgになりました。術前までの半年間は毎日吐いていたのですが、現在では嘔吐もなくなり順調に経過しています。

この子は腫瘍がリンパ節に浸潤していたため、術後、抗がん剤をはじめました。現在、1ヵ月に1回、「カーボプラチン」という抗がん剤を投与しており、今回、4回目の投与が終わりました。

【カーボプラチン】

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白金化合物に分類される抗がん剤です。「抗がん剤」というと髪が抜けたり、嘔吐したりと副作用が怖いイメージがあるかもしれませんが、この抗がん剤は副作用はまれであり、わんちゃん・ねこちゃんともに非常に使いやすい抗がん剤の1つになります。

成分が白金(プラチナ)のため、昔は非常に高価で使いにくかったそうです。今は昔に比べると安価になって、わんちゃん・ねこちゃんでも一般的に使うようになってきました。

まれに嘔吐(軽度)・骨髄毒性などの副作用がみられることがありますが、投与前に血液検査で内臓の状態を把握しておけば、ほとんどの子で強い副作用がみられることはありません。万が一副作用がでた場合もすぐに対応できればさほど心配することはありません。

この子も抗がん剤による副作用は一切でず、逆に毎回抗がん剤投与直後に特に元気になるそうです。

今後も元気に暮らせるお手伝いができればと思っています。

お問い合わせ:TEL 042-531-3912

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