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猫のフィラリア症

循環器疾患 記事一覧

  1. 猫のフィラリア症

    本日は猫のフィラリア症についての院内セミナーを開きました。

    フィラリアはわんちゃんの病気としてよく知られていますが、猫ちゃんにも感染します。呼吸困難、咳や嘔吐が主な症状で、放置すると突然死を引き起こすこともあります。わんちゃんのように診断や治療が確立されていないので、予防が重要です。蚊が媒介するので、室内飼いの猫ちゃんも油断できません。

    今回のセミナーで一番驚いたことは、1997年の報告では日本の猫ちゃんの12%がフィラリアに感染しているそうです。

    一番の予防方法は蚊に刺されないことですが、ふつうの生活で全く蚊に刺されないことは困難です。当院では猫ちゃんのフィラリア予防薬を揃えておりますので、猫ちゃんを飼われている方は、ぜひご相談ください。

    予防期間は毎年5月~12月になります。

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    2010年03月01日(月) 投稿者 hagiwara | 予防, 勉強会, 呼吸器疾患, 循環器疾患

  2. 僧帽弁閉鎖不全症

    10月4日(日)、午前診療終了後、新宿で開催された日本獣医生命科学大学の竹村先生の心臓病の勉強会に行ってまいりました。

    僧帽弁閉鎖不全症の病態・診断・管理についての講義です。この心臓病は主に中・高齢の小型犬に多いといわれています。当院においても開業してからの半年間に、僧帽弁閉鎖不全症と診断し、治療をしているわんちゃんが数頭おり、新しい知識を得てよりよい診断・治療が行えればと思い、参加しました。

    まず、心不全症例は重症度に応じ以下のように分類されます。
    【ISACHC:心不全の機能分類】
    Ⅰ. 無症状
    Ⅰa:心疾患の所見あり。心拡大なし。
    Ⅰb:心疾患の所見あり。心拡大あり。
    Ⅱ. 軽度~中程度の心不全
    安静時・軽い運動で心不全症状が出現。QOLを障害。
    Ⅲ. 進行した心不全(重症心不全)
    Ⅲa:自宅療法が可能
    Ⅲb:入院が推奨(心源性ショック・生命を脅かす浮腫・大量の胸水、難治性腹水)

    これらの病期に応じ、薬を処方します。この日の講義にでてきたお薬はなんと12種類!病期が進むにつれ、2種類、3種類・・・というようにお薬を併用していくわけです。
    最近、咳をするようになった、呼吸が速くなった、疲れやすくなった、突然倒れるようになった・・・などの症状がみられましたら、心臓病かもしれませんので、お早めに御来院下さい。

    2009年10月15日(木) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 循環器疾患