こんにちは、看護師の志村です。
暑い毎日が続きお留守番中の熱中症が怖い時期になりました。
2016年5月5日に熱中症について書きましたので
ご参考にしていただければと思います。
さっそくですが今回は肛門腺について書きたいと思います。
◎肛門腺とは?
→わんちゃんやねこちゃんの肛門周辺には肛門腺と
呼ばれる分泌器官があります。
大型犬の場合、肛門のうという分泌物が
ほとんどの場合は便と一緒に出ます。
しかし、小型犬などは肛門のうが溜まりやすく
また便と一緒に出にくいために定期的に絞る必要があります。
◎絞るタイミングは?
→肛門のうが溜まるとお尻を床や地面にこすりつけたり、
しきりにお尻を気にするようなしぐさが見られたら
肛門のうが溜まっているかもしれません。
そのまま放置すると肛門腺が破裂してしまうことも
あるので上記のようなサインが見られたら早めに絞ってあげましょう。
◎肛門腺の絞り方
→肛門腺は肛門を時計の中心とすると4時と8時の位置にあります。
肛門のうが溜まっている場合はその位置を触っただけでわかることもあります。
①絞り方としては、右利きの方の場合はまず尾を左手で上に持ち上げます。
②次に右手の親指を8時の位置、人差し指を4時の位置に置き、
肛門に向かって下からすくいあげるように絞ります。
絞れると匂いの強い茶色の液状や泥状の分泌物がでてきます。
(その個体により、肛門のうの形状は様々です。)
それが肛門のうです。
※絞る際はあまり肛門をの覗き込まないようようにしましょう。
肛門のうが飛んでくる場合があります。
また、絞る頻度は個体差がありますが月に1度を
目安としていただければと思います。
絞るのが難しい場合は無理せず動物病院やトリミングサロンで
定期的に絞ってもらいましょう!!
(当院でも可能です!)
*ハリーくん日記*
昨日は七夕だったのでハリーくんも短冊にお願いごとを書きました☆
『おやつをたくさんもらえますように。 ハリー』
ハリーくんの気持ちを読み取って代筆しました!(笑)
叶うといいね!!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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