こんにちは、看護師の志村です。
11月に入りぐんと冷え込んだ日々が続いていますね><
前回わたしはハリーくんの冬支度についてご紹介し、
もう少し寒くなったらベットも登場すると書きましたが
ご覧の通りまだありません(笑)
ベットは大澤さんが洗濯してくださり準備万端なのですが
本人はまだ必要ないようでわたしたちが寒いなと思うような
日でさえ毛布のない冷たい床で寝ています(笑)
ハリーくんの立派な毛は相当暖かいんだろうな~と思う日々です。
今回は以前にも書きましたがハリーくんと冬場の
『ノミ・マダニ予防』についての
会話の模様をご覧いただければと思います。
以下、ハリーくん→ハ 志村→志と略させていただきます。
志『ハリーくんはノミ・マダニの予防はしているの?』
志『さすが!!どのくらいの期間、予防しているの?』
ハ『もちろん一年中だよ~。』
志『完璧だね!!』
ハ『うん。けど志村さん、寒い冬はノミやマダニはいないのに
なんで予防した方が良いのかな?』
志『じゃあ、今から冬のノミ・マダニ予防について説明するね!!』
ハリーくんとの会話の中で『あれ・・?』と思われた方はいませんか??
その『あれ・・?』についてお答えしたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、ノミ・マダニが奇生しやすいのは夏場ですよね。
確かに最も多いのは夏場になります。
そのため冬場は予防しなくても大丈夫と思われている方も
いらっしゃるかもしれませんが冬場に予防することもとても大切なのです。
未成熟期のノミは、カーペットの下や畳の隙間など、
部屋の中の暖かい場所を見つけ出して、そこに潜んでいることがあるからです。
気温3℃以下ではノミの卵や幼虫は死んでしまいますが、さなぎや成虫であれば、
わんちゃんやねこちゃんの暖かな被毛の中に隠れて寄生し、生存することは可能です。
意外かもしれませんが、真冬でも、平均で犬では10頭に1頭、
猫では5頭に1頭の割合でノミの被害が認められています。
実際、当院でも寒い時期にノミがついてしまっているわんちゃんや
ねこちゃんが来院されることがあります。
来院されてたまたま見つかるというケースもあります。
そして特にマダニは時に人の命を奪うこともあるとても恐ろしい寄生虫です。
そのため、ぜひ皆様もその被害にあわないよう予防していただきたいです。
(この写真はマダニを大きくした模型です(笑))
志『ハリーくん、冬場のノミ・マダニ予防の大切さがわかったかな?』
ハ『うん!!ノミ・マダニは寒い冬でも暖かい場所を探して活動し続けているんだね。
だから、一年中予防することが大切なんだね。』
当院にもおやつ(チュアブル)タイプと背中に液体をつける滴下タイプの
予防薬をご用意しております。
※なお、おやつタイプのものは1つのお薬でフィラリア予防も一緒にできる
オールインワンタイプのため5~12月のみとなります。
1~4月の期間は滴下タイプを処方させていただきます。
※ねこちゃんは滴下タイプのみのご用意となっております。
どちらも月に一度、与えるもしくは垂らすだけですので
ノミ・マダニ予防はとても簡単に行うことができます。
ご不明な点がございましたらご来院またはご連絡いただければと思います。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました♪
☆おまけハリーくん☆
『なんだ!?』
クンクン・・『おいしそうかも!』
ガシガシ・・『今夜はごちそうだ~~!!!』
これは石黒さんが折ってくれた巨大鶴です。
お部屋に入れて目を離した隙に鶴さん食べられていました(汗)
(すぐ回収しましたが、頭が・・・という状態でした(笑))
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