こんにちは、看護師の石黒です。
先月、動物看護学校に通う学生さんが実習に来てくれました。
診察の見学や、ハリー君のお世話をしてもらいました。
わざわざ実習に来て頂いたのでいろんなことを
体験してもらおうと思い、ハリー君に協力してもらい
フローレス試験をしました。
フローレス試験とは、角膜に黄緑色の色素の液を垂らし、
目を洗浄した後、角膜を青い光で照らして
傷の有無を確認するという検査です。
この色素は、角膜の表面に傷がついていると、
そこに沈着して組織を黄緑色に染めます。
正常な角膜であれば、液を垂らして洗浄すると、
色素はすべて流されてしまうため、角膜表面には色素が残りません。
しかし、角膜に傷などがあると、
そこに色素が残るため、洗浄した後に青い光で照らせば、
傷が浮かび上がって見えます。
ハリー君の目には傷がありませんでしたので
色素は残りませんでした。目頭に目やにが残っていたので
それだけが黄緑色に染まりました。
シワひとつなく炊き上がった美味しそうな黒豆みたいだなぁ~
と、いつもハリー君の目を見て思います。
つやつや、黒々、美味しそう♪
ヒトも、鳴くと鼻水が出てきますがハリー君も同じく
目と鼻の通りが良いので目の染色液が時間とともに鼻へ
移動してきました。
あぁ~、垂れる、垂れる!!!
今くしゃみをされたら私たちの顔が黄緑色になってしまいます!
ハリー君、ご協力ありがとうございました☆
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