先日は皮膚病の外用療法についてのセミナーに行ってきました。
今回は外用療法の1つであるシャンプーの方法についてご説明致します。
【シャンプーの方法】
①30℃以下の水で肌をよくぬらします。(約5分間)
特に長毛種、下毛や抜け毛の豊富な犬種では、シャンプー前に毛刈りをすると非常に効果的な場合があります。
皮膚の上に直接シャンプーをつけて泡だてるより、大型スポンジなどで事前に泡立てて使用した方が刺激が少なく経済的だそうです。
薬用シャンプーは症状の目立つところから開始すると、より長く肌に薬用成分を付着させることができます。
皮膚病の子はシャンプーを併用すると飲み薬の量を減らせる場合がありうまくコントロールできることがあります。飲み薬と違いほとんど副作用がないため、良い治療法だと思います。
現在、わんちゃん用のシャンプーは多数販売されており、皮膚の状態によってシャンプーを使い分けています。皮膚病でお悩みの方はまずはご相談頂ければと思います。
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