こんにちは。看護師の大澤です。
今回は回数を分けて、おうちで出来るわんちゃん・ねこちゃんに必要なケアについてご紹介させていただきたいと思います。
1・ブラッシング
2・爪きり
3・耳掃除
4・歯みがき
【4.歯みがき】
わんちゃんは自分で歯みがきをすることが出来ません。本来はわんちゃんねこちゃんの歯は真っ白ですが歯みがきをしないでいると歯に歯石に付き黄色くなり、歯茎も赤く腫れてしまいます。
歯の病気にかかると、おいしいものが目の前にあっても口が痛くて食べられないという状態になってしまいます。
そうすると、体もやせていき体力もなくなり様々な病気(内臓疾患・妊娠中の母犬は流産の原因)になる危険性があります。
ガムなどを食べさせて予防するという方法もありますが、ガムだけでは汚れや歯石は完全には取れません。逆に与えすぎて太ってしまうというデメリットがあります。
歯みがきはヒトと同様わんちゃん・ねこちゃんにとっても大切なことなので、そうならないように、
わんちゃんねこちゃんの歯の健康も飼い主様がしっかりとケアをしてあげましょう!
口腔内疾患は肥満の次に多いといわれています。代表的な病気は「歯周病」です。
主な症状として
・口臭がする
・口の中が出血している
・柔らかいものを好み硬い食べ物を食べなくなる
・アゴや頬が腫れていたり穴があいている
などです。
《歯磨きのやり方》
1.口の中を触らせてくれない子は、まず口の周りから触っていきます。
2.次に口をめくって歯茎が見えるようにします
3.指に湿らせたコットンや布を巻き、もう片方の手に少量のごほうびを持ちます(いつも食べているフード1粒で十分です)
4.その布を歯に1本だけ当てます
5.ごほうび(声・フードなど)をあげます
6.次にその歯を軽く一定の方向に磨きます(ゴシゴシこすると歯を傷つけてしまいます)
7.出来た時はその都度ごほうびや声で誉めてあげます
歯は触れるけど歯磨きを噛んで遊んでしまう子は3番の方法で歯に物が当たることに慣れさせます。
これを長い時間かけて繰り返していき最終的には、ごほうびがなくても磨かせてくれるようにします。
以上が歯みがきの方法になります。
【歯磨きの商品】
歯磨き粉です。これを指につけて磨いていただいても大丈夫です。
【協力犬:今日も可愛いハリーくん】
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