2011年9月号の獣医臨床皮膚科に当院で診察した皮膚無力症の猫ちゃんの症例報告が掲載されました。
非常に珍しい病気だったので飼い主様にお願いして論文投稿の許可を頂き、執筆させて頂きました。私は日本語で論文を書くのはさほど苦にはなりませんが、今回は英作文があったためつらかったです。
書こうと決めてから掲載されるまで、なんと1年半もかかってしまいました!学会誌は途中に専門家の先生方による審査が入り、何度か修正が必要になるため投稿まで時間がかかります。さらに自分がのんびり屋なのでこんなに時間がかかってしまったのだと思います。
今回は当院で切除した皮膚を大学の先生方にみて頂き、アドバイスを頂きました。
大学の先生のアドバイスなしで自分一人の力で投稿するのは難しかったと思います。
卒業してからも専門家の先生方のアドバイスを頂くことができ、恵まれた環境で勉強することができて自分はすごく幸せだなと思います。
また機会があったら論文投稿したいです。
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