先週は眼科のセミナーに参加してまいりました。
本日は眼が白くなる病気についてご説明いたします。
眼が白い時は、まずはペンライトとスリットランプを用いて、どこが白いかを確認いたします。
眼が白くみえる場所は、①角膜 ②前房 ③水晶体 ④硝子体 に分類されます。
どこが白いかを確認したら、何の病気かを診断していきます。
【眼が白くなる病気】
①角膜
角膜結晶状混濁・角膜浮腫・角膜炎・角膜線維化・角膜瘢痕
②前房
房水フレアー・脂質性房水
③水晶体
白内障・核硬化症
④硝子体
硝子体変性・星状硝子体
当院にも「眼が白い。白内障ではないか?」と心配して来院される患者さんが多くいらっしゃいます。白内障は有名な病気のため、眼が白いとまずは疑いたくなりますが、白内障以外にも眼が白くなる病気はたくさんあります。まずは眼のどこが白いのかを確認することが大切になります。
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