リンパ腫とはわんちゃん・ねこちゃんともに発生頻度の高い悪性腫瘍で、一般的に抗癌剤に対する感受性が高い腫瘍です。
腫瘍ができる場所によって、多中心型・消化器型・前縦隔型・皮膚型などに分類されます。
診断はまず腫れているリンパ節を針生検し、顕微鏡で腫瘍細胞を確認します(細胞診)。細い針を用いて行うため安全に行うことができるので、まずは針生検することをお勧めしています。その他に遺伝子検査・組織診断を併用することもあります。
今回は特に「新Kiel分類」という分類法でリンパ腫をさらに細かく分類する方法を教わりました。以前も同じような講義を受けたことがあるのにすごく新鮮で勉強になりました。
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