5月11日(水)は東京都内で開催されている日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの「胸部レントゲン検査」についての講義に参加してまいりました。
【胸部レントゲン検査】
以前にもお話ししましたが、
★レントゲン検査では、液体・骨は白く、空気は黒くうつります
よって心臓は血液が溜まっているため白くうつります。
肺は空気が入っているため黒くうつります。
【正常猫のレントゲン】
肺はわんちゃん・ねこちゃんともに下図のように
①左前葉前部
②左前葉後部
③左後葉
④右前葉
⑤右中葉
⑥右後葉
⑦副葉
の合計7葉にわかれています。
(ちなみに牛は8葉、豚は7葉、馬は5葉になります)
レントゲンでみると、このようになります。
*ラテラル像(横向き)
*VD像(仰向け)
このように、各肺葉の位置を考えながらレントゲンを読影します。
コメント:0