1歳齢のアメリカン・ショートヘアーの男の子が頻回の嘔吐を主訴に来院されました。
若い猫ちゃんに頻回の嘔吐が認められる場合、胃腸炎や内臓の疾患などはもちろんですが、異物による腸閉塞の可能性を除外する事が大切です。
バリウム造影検査にて異物による腸閉塞を疑う所見が認められました。
異物は足の指間を広げるスポンジでした。
飼い主様が気付かないうちに食べてしまったようです。
わんちゃん・ねこちゃんは飼い主様が知らないうちに異物を摂取してしまうことが多いです。そのためわんちゃん・ねこちゃんが摂取してしまいそうなものは手や口の届かないところに置くことが大切です。
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