Skip to content


腸閉塞(腸内異物)

腸閉塞(腸内異物)

投稿者 teramoto | 治療例, 消化器疾患

1歳齢のアメリカン・ショートヘアーの男の子が頻回の嘔吐を主訴に来院されました。
p1110228

若い猫ちゃんに頻回の嘔吐が認められる場合、胃腸炎や内臓の疾患などはもちろんですが、異物による腸閉塞の可能性を除外する事が大切です。

バリウム造影検査にて異物による腸閉塞を疑う所見が認められました。
e383a9e38386

vd
飼い主様と相談し、試験開腹を行うことになりました。

十二指腸内に異物が認められました。
e6898be8a193e6b3a8e6848f10-300x2241

腸を切開すると中から異物がでてきました。
e6898be8a193e6b3a8e6848f10-300x2242

腸を縫合し、閉腹しました。
e6898be8a193e6b3a8e6848f10-300x2243

異物は足の指間を広げるスポンジでした。
飼い主様が気付かないうちに食べてしまったようです。
p1130260

わんちゃん・ねこちゃんは飼い主様が知らないうちに異物を摂取してしまうことが多いです。そのためわんちゃん・ねこちゃんが摂取してしまいそうなものは手や口の届かないところに置くことが大切です。

お問い合わせ:TEL 042-531-3912

■東京都立川市のマミー動物病院/対応エリア

<東京都> 立川市、武蔵村山市、昭島市、福生市、瑞穂町

コメント:0