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肝毒性のある物質

肝毒性のある物質

投稿者 hagiwara | 勉強会, 消化器疾患, 肝疾患

先週は肝疾患の勉強会に参加してまいりました。

今回は血液検査で肝臓の値(肝酵素)が高値だった場合のアプローチ法、画像診断、血液検査、細胞診、病理検査、麻酔、外科、肝腫瘍の内科・治療について1日かけて講義を聴いてきました。

2015-12-18 06.34.13

当院においても術前や体調不良時の血液検査などで肝臓の値が高いことがよくあります。肝酵素は毒物・薬物などで上昇することもありますのでよく問診をした後、まずは超音波検査をお勧めすることが多いです。その後、さらなる精査にすすむか、試験的治療を開始するかご相談させて頂いております。

肝毒性のある物質としてはキシリトールが有名ですが、アロマオイルやハーブ系のサプリメントも肝毒性があるそうです。ヒトにとっては毒物ではなくても、わんちゃん・ねこちゃんにとっては毒物であることもあるため、気をつけなければなりません。

【肝毒性のある物質】
ハーブ系サプリメント、アロマオイル、塩素化合物(洗剤など)、アフラトキシン(カビ毒)、ベニテングダケ、細菌毒素、ラン藻、ソテツの実、重金属(塗料の鉛など)、有機リン(殺虫剤、農薬)、タリウム(殺鼠剤)、キシリトールなど

お問い合わせ:TEL 042-531-3912

■東京都立川市のマミー動物病院/対応エリア

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