学会・論文発表 記事一覧
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アジア獣医皮膚科学会に参加してまいりました
こんにちは、寺本です。
先日はお休みをいただいてマレーシアで開催されました
アジア獣医皮膚科学会に参加してまいりました。
韓国や台湾、インドなど各国の獣医師が参加して様々な
皮膚科症例やトピックスに対して議論されとても勉強になりました。
2015年11月06日(金) 投稿者 teramoto | 学会・論文発表, 立川市マミー動物病院ブログ
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学会発表(2015年 日本獣医がん学会)
7月4日(土)・5日(日)はお休みを頂き、都内で開催された「第13回日本獣医がん学会」に参加してまいりました。
今回のシンポジウムのテーマは「口腔内悪性黒色腫」で、2日目はまる1日、口腔内悪性黒色腫のセミナーでした。
午前中は口腔内悪性黒色腫の病理、外科、放射線治療、内科治療についての講義を聴講し、午後からは症例検討会でした。
今回はこの症例検討会で4年ぶりに学会発表をしてきました。
4年前とは違い、子育てをしながらの発表準備は想像していたより大変でした。
日々の診療・勉強・学会参加・子育てだけで手いっぱいなので、発表は難しいかなと思っていたのですが、発表することによって自分でもより深く勉強するし、アドバイスも頂くことができるかなと思い、発表することにしました。
学会発表するには過去の報告と比較する必要があるため、多くの論文を読む必要があります。
この論文が全て日本語であれば大変ではないのですが、今回の病気は珍しいため日本語で記載されたものがなく、多くの英語の論文を読まなければなりませんでした。
普段、英語を読む機会が少ないため、最初は読むのが苦痛でしたが、読むことにより知識が増えていき、もっと先が知りたいと思うようになり、楽しく読むことができました。
今回は子育てしながらの発表のため、余裕をみて3月から発表の準備をしていました。
結局、準備はギリギリになってしまいましたが、何とか無事発表を終えることができました。
準備は大変でしたが、発表することによってこの病気に対する知識が増えてよかったです。学会発表は大変ですが、準備段階で必死に勉強するため、成長できる良い機会だと思っています。
今後も定期的に学会に参加し、機会があったら発表したいと思います。 -
論文発表(小動物臨床血液学症例集(2011年10月))
2011年10月号の小動物臨床血液学症例集に投稿した論文が掲載されました。
去年の学会で発表した直後に投稿依頼がきたため、今回執筆させて頂くことになりました。
こちらの論文も書き始めてから掲載されるまで半年もかかってしまいました。今回も1つの症例をじっくり考えてまとめることによって非常に勉強になり、良い経験になりました。
獣医療は診療科目が多いので、これからも様々な分野をコツコツと勉強していき穴のない診療ができるように心がけていきたいです。
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論文発表(獣医臨床皮膚科(2011年9月号))
2011年9月号の獣医臨床皮膚科に当院で診察した皮膚無力症の猫ちゃんの症例報告が掲載されました。
非常に珍しい病気だったので飼い主様にお願いして論文投稿の許可を頂き、執筆させて頂きました。私は日本語で論文を書くのはさほど苦にはなりませんが、今回は英作文があったためつらかったです。
書こうと決めてから掲載されるまで、なんと1年半もかかってしまいました!学会誌は途中に専門家の先生方による審査が入り、何度か修正が必要になるため投稿まで時間がかかります。さらに自分がのんびり屋なのでこんなに時間がかかってしまったのだと思います。
今回は当院で切除した皮膚を大学の先生方にみて頂き、アドバイスを頂きました。
大学の先生のアドバイスなしで自分一人の力で投稿するのは難しかったと思います。
卒業してからも専門家の先生方のアドバイスを頂くことができ、恵まれた環境で勉強することができて自分はすごく幸せだなと思います。
また機会があったら論文投稿したいです。 -
学会発表 in 相模原 (2011年がん学会)
7月9日(土)・10日(日)はお休みを頂き、母校の麻布大学で開催された「第5回日本獣医がん学会」に参加してまいりました。がん学会は年に2回、東京と大阪で開催されますが、東京の学会には卒業してから毎年かかさず参加しています。
今回のシンポジウムのテーマは「肺腫瘍」でした。同級生2人がシンポジウムで発表し、アドバイザーをしていました。何百人もの聴講者の前で自分の意見をはっきり言っていて、2人ともすごいな~と思いました。
1日目に私も発表してきました。「上顎下顎に発生した悪性黒色腫に対し外科療法・放射線療法・化学療法を行った犬の1例」と、今回も長い題名をつけてしまいました。聴講者が少ないせいか、あまり緊張しなくてよかったです。
今回は春から少しずつ発表の準備をしていました。発表することによって、再度カルテを見直したり、論文を読んだりしてこの病気に対する知識が増えました。
機会があったら、また学会発表したいです。
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学会発表 in 大阪 (2010年動物臨床医学会)
こんにちは。獣医師の萩原です。以前、お知らせにも告知させて頂いておりましたが、11月19日(金)~21日(日)は私の診察をお休みにさせて頂き、大阪で開催された第31回動物臨床医学会年次大会で発表してきました。
この学会は毎年大阪で開催され、今年で31回目になる歴史のある学会です。私自身、こちらの学会で発表したのは今回で3回目になります。
今回は大学病院で診ている症例を発表しました。「レフルノミドが奏効した非再生性免疫介在性貧血の犬の1例」と、舌をかみそうな題名です。「非再生性免疫介在性貧血」という病気は最近になって診断名が確立されたもので、治療や予後に関する報告が少ない珍しい病気です。
何度も練習していきましたが、やはり本番でも舌が回らず何度かつっかえてしまいました・・・でもなんとか無事終わり、安心しました。
発表が終わった日の夜は、大阪で開業している友人夫婦がもつ煮を食べに連れて行ってくれました。すごくおいしかったです。
その後、テレビでよくみる「えびす橋」に連れて行ってくれました。
有名なかに道楽の看板。リアルです。大阪は派手な看板が多いそうです。
最後、たこ焼きをごちそうになりました。
大阪の人はたこ焼きをご飯のおかずにできるそうです。ちょっとうらやましいです。
なんだかグルメ日記みたいになってしまいました。
今回、学会の準備は夏からコツコツしていたため途中までは余裕があったのですが、11月に入りかぜをひいてしまい咳がでて苦しくて夜眠れなくなったり、重症患者さんが続いたり・・・と、予想外のことがおき、いつものように直前は準備でいっぱいいっぱいになってしまいました・・・
最近では学会準備で休みの日は大学に行きスライド作りや調べ物をしていたため、ゆっくり休む日がなかったので、今は休養をとって長引いているかぜを治したいです。
学会発表は正直ストレスですが、準備段階でその病気について再度調べてより深く勉強するため、非常に自分のためになり成長できる良い機会だと思っています。今後も定期的に学会に参加し、発表できたらと思います。