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ハリーのこわいこわい・・・

2016年3月の記事一覧

  1. ハリーのこわいこわい・・・

    こんにちは、花粉症がつらい看護師の大澤です☆

    いつもハリーの好きなことや好きなものを書いてきたと思いますので、
    今回は嫌いなものをご紹介しようと思います ̄∀ ̄

    ①まずこのブログでもよくお話する『シャンプー』
    普段は呼ばれると喜んで来ますがシャンプーされると気付くと呼んでも来ません!笑
    受付のイスの下や診察室に隠れてバレないと思ってるところが可愛いです^^

    ②ダンボール
    これは私が原因で嫌いになった可能性が高いです…
    アジリティー感覚でダンボールをくぐらせようと思って近づいたら怖かったようで
    今はすごく逃げます゜Д゜

    ③受付の置き物
    P1030052
    これも何かが怖いみたいで置いてあるだけなら全然問題ないのですが
    持って近づくと走って逃げて、少しの間受付・待合い室に近づかなくなってしまいます笑

    以上ハリーが嫌いなものたちでした☆
    今回も最後まで読んで頂きありがとうございました*_ _)゛

    2016年03月26日(土) 投稿者 osawa | できごと, ハリー君日記

  2. 花粉知らずのハリー君

    こんにちは、看護師の石黒です。
    花粉シーズン到来!!という感じで
    毎日鼻や目が痒くてつらいですね・・・。
    でもハリー君は花粉知らずで、いつもどおり
    のんびり過ごしております♪
    P1030032
    カメラを向けるとコテッと寝て、
    P1030033
    こんな上目づかいや
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    カメラをくんくん嗅いでみたり
    P1030034
    うっとりしたカメラ目線をしてくれました♪
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    背中に寝癖がついてても知らんぷり!!!
    花粉知らずのハリーくんなのでした♪
    P1030026
    テヘッ☆

    2016年03月18日(金) 投稿者 ishiguro | できごと, ハリー君日記, 立川市マミー動物病院ブログ

  3. 血管シーリングシステム「TESS」を導入し、縫合糸をできるだけ使わない手術が可能になりました

    「血管シーリングシステム」とは、組織同士をくっつけることで縫合糸を使わずに安全に止血できる手術機器です。
    黒のみ TESS

    この機器には、下記のメリットがあります。
    ①体内に縫合糸をなるべく残さずに手術ができるため、「縫合糸反応性肉芽腫」という病気を予防できる
    ②安全に止血ができる
    ③手術時間の短縮ができ、麻酔リスクを減らすことができる

    【縫合糸反応性肉芽腫について】
    一般的な去勢・避妊手術・腫瘍摘出術などの手術では精巣・卵巣・子宮・腫瘍周囲の血管を縫合糸で結紮するため、縫合糸は体内に残ってしまいます。

    しかし、近年、体内に残った縫合糸が引き起こす「縫合糸反応性肉芽腫」という病気が多数報告されています。

    「縫合糸反応性肉芽腫」とは、手術時に使った縫合糸に対して体が過剰な異物反応を起こし、術後数ヶ月から数年後に手術部位やその他の部位で炎症をおこし、大きく腫れて穴があいたり、皮膚やお腹の中にしこり(肉芽腫)が生じる病気です。

    もしこのような病気になってしまった場合、再手術で縫合糸やしこり(肉芽腫)を摘出したり、ステロイドや免疫抑制剤による治療が必要となり、場合によっては生涯の投薬が必要になります。

    特にミニチュア・ダックスフントでの報告が多いですが、チワワ、トイ・プードル、マルチーズ、シーズー、ヨーキー、ゴールデン・レトリバーなどでも報告されており、どんな犬種にも起きる可能性があります。

    当院では血管シーリングシステム「TESS」にて去勢・避妊手術・腫瘍摘出術などの手術を行うため、縫合糸縫合糸肉芽腫をできる限り予防することができます。

    去勢・避妊手術・腫瘍摘出などの手術をご希望の方は、ぜひご相談頂ければと思います。

    2016年03月14日(月) 投稿者 hagiwara | 外科, 機器紹介, 立川市マミー動物病院・設備

  4. 『フィラリア症』って??

     

    こんにちは、看護師の志村です。

    今回は有名な病気、『フィラリア症』について書きたいと思います。

    フィラリア症は蚊が媒介となる病気です。
    『フィラリア(犬糸状虫)』という寄生虫が心臓に寄生することで発症します。

    フィラリア
    (SANOFIより)

    フィラリアはそうめんの様に白く、細長い虫で
    成長すると最長30センチにもなります。

    この虫が心臓や肺動脈に入り込むことにより血液の流れが悪くなり、
    以下のような症状があらわれます。

    フィラリア (2)
    (SANOFIより)

    進行すると亡くなることもあります。

    そんな怖い病気、『フィラリア症』は月に1度お薬を
    与えるだけで予防することができます。(投薬期間は5~12月までです。)

    当院では錠剤タイプとチュアブルタイプのお薬をご用意しています。

    なお、前年に夏を経験したわんちゃんはお薬を与える前に
    フィラリア症に感染していないか簡単な血液検査をする必要が
    あるため、わんちゃんと一緒にご来院ください。

    P1030010

    最後まで読んでいただきありがとうございます♪

    2016年03月11日(金) 投稿者 shimura | 予防, 立川市マミー動物病院ブログ

  5. 第2回パピーパーティー&しつけ教室を開催しました☆

    こんにちは、看護師の大澤です☆

    2月21日(日)2回目のパピーパーティー&しつけ教室を開催しました♪
    当院に来て頂いている5匹の子犬ちゃんたちが参加してくださいました☆
    インストラクターの方はキャンドゥの川原先生です。

    まず初めに行ったのが『人慣れ』の練習です♪
    わんちゃんとの接し方・リードの持ち方・フード等の与え方をお話したあと実践しました。
    飼い主様の手からあげてもらい、その後は他の飼い主様からフードをもらう
    練習をしました。

    次は『犬慣らし』です♪
    実践では、自分の所に呼び寄せる『おいで』の練習をしたり、
    参加している子犬ちゃん同士でごあいさつしたりしました☆
    緊張している子や積極的な子など様々でした^^
    時間が経つにつれて少~しづつわんちゃん同士が慣れていき遊んでいる子もいました。
    子犬ちゃん同士が触れ合っている姿に癒されました´∪`

    パピーパーティーが終わった後は、飼い主様が困っている問題行動を相談する
    『しつけ相談会』を行いました。
    食べムラやマーキングやわんちゃん遊び方について勉強しました^^
    今回もとても勉強になり、楽しかったです。

    パピーパーティー&しつけ相談会は参加年齢、人数が限られていますが
    もしおうちでお困りの事がある飼い主様は、ぜひ参加してみてください^^

    最後は今回来ていただいたわんちゃんたちのパピーパーティー中のお写真です♪
    ※写真は飼い主様に許可を頂いて載せさせていただいてます。(50音順)

    トン
    ☆とんちゃん(トイ・プードル)7ヶ月☆

    無題
    ☆りぼんちゃん(トイ・プードル)7ヶ月☆

    無題1
    ☆ミルクちゃん(チワワ)3ヶ月☆

    オレオ
    ☆オレオちゃん(ミニチュア・シュナウザー)6ヶ月☆

    ライチ
    ☆らいちちゃん(ポメラニアン)6ヶ月☆

    今回も最後まで読んで頂きありがとうございました*_ _)゛

    2016年03月07日(月) 投稿者 ishiguro | しつけ, できごと, パピーパーティー, 立川市マミー動物病院ブログ

  6. 肝リピドーシス

    先日は日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズに参加し、犬と猫の代表的な肝疾患について勉強してまいりました。

    本日は肝リピドーシスについてご説明いたします。

    【肝リピドーシス】
    肝細胞への過剰な脂肪蓄積によりおこる肝機能障害
    中年齢の肥満猫に多い

    肥満猫での食欲不振

    体脂肪を分解しエネルギーとして利用

    遊離脂肪酸が肝臓に運ばれ代謝

    肝臓に脂肪が蓄積

    肝リピドーシス

    <病歴・症状>
    中年齢・肥満猫
    食欲は低下~廃絶(通常は1週間以上
    体重減少(25%以上減少
    黄疸・嘔吐・逆流・嗜眠・虚弱など

    <診断>
    血液検査・超音波検査・肝臓の針生検など

    <治療>
    点滴・栄養補給

    治療しない場合、ほとんどの猫が死亡します。
    治療には時間がかかり、長い場合は3ヶ月以上かかることがあります。
    退院後も栄養補給や投薬が必要なため、飼い主様の努力が必要になります。
    しかし合併症がなく治療を継続すれば、完治できる病気です。

    当院にもたまに肝リピドーシスの猫ちゃんが来院されることがあります。
    点滴などである程度状態を落ち着かせてから、麻酔下にて食道にチューブをいれ、そこから流動食をいれて治療をしています。
    完治するまでは時間がかかるため、ある程度状態が落ち着いたら退院して、ご自宅でチューブから流動食を与えます。
    最初は「流動食をいれるなんて、お家でできるかな?」ととまどってしまう飼い主様もいらっしゃいますが、ほとんどの場合はお家でもうまく栄養補給できるようになります。

    【食道チューブをいれた猫ちゃん】
    画像 080

    特に肥満の猫ちゃんが、数日間食欲がなかった場合は肝リピドーシスの可能性もありますので、お早めに来院頂ければと思います。

    2016年03月07日(月) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 消化器疾患, 肝疾患