2012年7月の記事一覧
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8月の診察時間の変更と臨時休診日のお知らせ
2012年07月31日(火) 投稿者 osawa | お知らせ, 立川市マミー動物病院ブログ
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暑い夏の熱い青春!
こんにちは。前髪を切るか切らないかで、ず~っと悩んでいる看護師の石黒です。
7月末ですから、学生さんは夏休み真っ盛りでしょうか?
部活をやっている学生さんは大会や試合に向けて
練習に力を入れているのではないでしょうか?
ロンドンオリンピックも熱いですね(*゚▽゚*)
私も先日、母校(高校)の部活に差し入れをしてきました♪
お菓子と飲み物をドドーンっと、置いてきました。
私は学生時代吹奏楽をやっていて、ソプラノサックスとアルトサックスを吹いていました。
今回、夏のコンクールでサプラノサックスを使うそうで私の楽器を貸出してきました♫
週休0日で練習に励んでいる部員の皆を見てすごく懐かしい気持ちになりました。
「あぁ、私もこんな熱い青春時代があったなぁ。」 -
生検
先日は日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの生検についての講義に参加してまいりました。
生検については以前こちらで簡単にお話ししたことがありますが、今日はさらに詳しくお話いたします。
【生検】
「生検」とは主にしこりの診断をつけるために行う検査のことで、針生検、tru-cut生検、パンチ生検、切開・切除生検などがあります。①針生検(細胞診)
しこりに針をさし、針先にとれた細胞を顕微鏡で確認します。
<適応>
皮膚・皮下腫瘤・体腔内臓器の病変・貯留液
<長所>
迅速・簡易・安価・安全
<短所>
診断に限界がある②tru-cut生検(病理組織検査)
マッチ棒大くらいの組織を採材することができます。
針生検とは違い病理組織検査に提出することができます。
<適応>
皮下腫瘤・深部腫瘤
<長所>
迅速・簡易・安全
<短所>
標本の大きさ・コスト③パンチ生検(病理組織検査)
tru-cut生検よりさらに大きい組織を採材することができます。
先端にはこのようにするどい刃がついています。
採材する組織の量によってサイズを変更します。
<適応>
皮内や皮下腫瘤
<長所>
迅速・簡易・安価・安全 通常全身麻酔の必要なし
<短所>
標本の大きさと到達深度④切開生検・切除生検(病理組織検査)
<適応>
皮内・皮下の腫瘤 潰瘍化したあるいは壊死性の腫瘤に最適な手法
<長所>
大きな標本が採材可能 正常組織と腫瘤の境界部位の採材が可能
<短所>
通常、鎮静あるいは全身麻酔が必要
①→②→③→④になるほど採材できる組織は大きく、確定診断がでる可能性は高くなりますが、侵襲度も高くなります。診察後どの生検法がよいか検討しますが、私はまず侵襲性の低い①針生検をお勧めすることが多いです。針生検の検査結果によって次にどの生検にすすめばよいか検討しています。 -
とある日の休日☆
こんにちは、看護士の大澤です^^
先日、都内で専門学校(看護科)の友人や先生と同窓会をしました*´∀`*
会うのが卒業ぶりの子もいたのでとっても懐かしかったです♪学生時代一緒に騒いだ友人が結婚してお母さんになったり、先生が新婚さんだったりしてすごく大人になった気もしましたが、変わったのは環境と外見が少し変わっただけで
みんな中身は全く変わっていませんでしたノ∀`笑学生のときの懐かしい話もたくさんしてすごく楽しかったです☆
その時の写真が今ないので最近おヒゲカットしてもらったのに伸びてきたハリーを載せます^^笑
フラッシュで眩しくてもスマイル顔忘れないハリー笑
ばっちりカメラ目線の通常スマイルハリー*´∀`*カワイイ!!!
おヒゲ伸びてきたハリー。。。写真だと分からないですね゜д゜;今回も最後まで読んで頂きありがとうございました*_ _)+゜
2012年07月24日(火) 投稿者 osawa | できごと, 立川市マミー動物病院ブログ
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ハリー君のヒゲカット♪
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食事反応性腸症
先日は日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの慢性下痢についての講義に参加してまいりました。今回は食事反応性腸症についてについてお話し致します。
【食事反応性腸症】
慢性腸症の症例で食事療法に反応するものをまとめてこう呼ぶ
食物アレルギー、食物不耐性などを含むが鑑別は難しい
年齢:若齢で多いが中高齢で発症することもある
症状:大腸性下痢・小腸性下痢、嘔吐など。全身状態、食欲は正常なことが多い。
<診断>
診断的治療
低アレルギー処方食などを2週間試す
→食事反応性腸症なら2週間以内に便が良化傾向
→全く良化しないまたは悪化した場合は中止
→別の処方食を試す
どの処方食が適しているかは個々の症例によって異なる
症状が良化してきたら、完全に消失するか経過観察
長期間下痢が続く子に対し食事を変更しただけで改善することがしばしばあります。もちろん食事に全く反応しない子もいますが、反応すれば体に負担なく続けることができるので試してみる価値はあると思います。
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日本獣医がん学会に参加してまいりました
7月7日、8日はお休みを頂いて、母校の麻布大学で開催された日本獣医がん学会に参加してまいりました。今回のシンポジウムは肥満細胞腫でした。
つい最近、別の先生が主催した肥満細胞腫のセミナーに参加したばかりですが、今回は新薬についての知見や様々な先生方の意見を聞くことができ勉強になりました。
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ハリーの予防Day☆
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犬の甲状腺腫瘍
先日はハイパージョイントセミナーの甲状腺と上皮小体の手術についてのセミナーに行ってきました。
【犬の甲状腺腫瘍】
腫瘍全体の1.2~3.8%
高齢の犬に多く発生(中央年齢 9~11歳)
好発犬種:ビーグル・ボクサー・ゴールデン・レトリーバーなど
性差はない
悪性頻度が高く,腺癌が一般的
両側発生:25~33%
遠隔転移性は高い⇒初診時遠隔転移率:35~40%
甲状腺腫瘍は早期に発見すれば根治する可能性もありますが、大きくなってからだと食道や気管に浸潤し切除できなくなってしまいます。
首にしこりを触知しましたらお早めにご来院頂ければと思います。
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野菜をいただきました(トマト+きゅうり)