勉強会 記事一覧
-
猫の腹部超音波セミナー&実習に参加してまいりました
先日はアメリカの放射線専門医である宮林先生が開催された猫の腹部超音波セミナー&実習に参加してまいりました。
1日目は3時間半かけて猫の肝臓、腎臓、膀胱、胃腸、膵臓、副腎などの超音波診断についてセミナーを聴講しました。
2日目は実際にねこちゃんのお腹に超音波をあてました。
わんちゃんもねこちゃんも腹腔内には以下のように様々な臓器があります。私は病気や健康診断、中高齢の子の麻酔前検査の際には、上の写真のように肝臓から時計回りに一通り腹部臓器に超音波をあてることをお勧めしております。例えば吐いている時、腸だけに超音波をあてても吐く原因がみつからないことがありますが、腹部臓器を一通り検査すると腸以外の病気がみつかることがあり、一通りみてみないと病気を見逃すことがあるためです。
正確にできるだけ短時間で超音波診断ができるように今後も努力していきたいと思います。
-
猫の眼科のセミナーに参加してまいりました
-
眼科(緑内障・全身疾患と眼症状)のセミナーに参加してまいりました
先週は院長と一緒に都内で開催された眼科のセミナーに参加してまいりました。
今回は緑内障・全身疾患と眼症状について勉強してまいりました。わんちゃんもねこちゃんも様々な全身の病気のせいで眼の病気になることがあります。
特に有名な病気は高血圧、糖尿病、血液疾患、脳炎、腫瘍、感染症などで、これらの病気になると眼に症状がでることがあります。今回の講義でも様々な症例をみることができ大変勉強になりました。
眼が主訴で来院された際も眼だけにとらわれず、まずは問診や身体検査が大切だと再認識いたしました。
-
総胆汁酸(TBA)
先週は渋谷で開催された肝臓病と甲状腺機能亢進症のセミナーに参加してまいりました。
今回は肝機能検査である総胆汁酸(TBA)についてご説明いたします。
【総胆汁酸(TBA)】
感度・特異性に優れた(=検出率が高く精度がよい)肝機能検査です。<検査方法>
12時間絶食→採血→絶食時総胆汁酸(TBA)測定
食事を与え、2時間後に食後総胆汁酸(TBA)測定<基準値>
犬:空腹時:<20nmol/ml 食後<25nmol/ml
猫:空腹時:<15nmol/ml 食後<20nmol/ml当院においても一般的な術前検査や血液検査などで異常値がみられた場合などに総胆汁酸(TBA)の測定をお勧めすることがありますが、採血が絶食時と食後2時間後の計2回必要になりますので、お預かりして検査することが多いです。
総胆汁酸が上昇している場合、門脈シャント、原発性門脈低形成(肝微小血管異形成)、その他肝疾患など肝機能が低下するような病気である可能性が考えられるため、追加検査をするかご相談になります。
-
日本獣医がん学会に参加してまいりました
6月25~26日はお休みを頂き、日本獣医がん学会に参加してまいりました。
こちらの学会は1年に2回東京と大阪で開催され、腫瘍学に興味をもった大学6年生の時から1年に1回は参加するようにしています。
今回のメインテーマは頭頚部扁平上皮癌でした。
扁平上皮癌は犬猫の全身の様々な場所に発生しますが、頭頚部は好発部位になります。治療の第一選択は手術になるのですが、頭頚部は大きく切除しにくい場所になるため治療に苦慮することがあります。
この腫瘍の診断・治療方法について様々な先生方の講義を聴講することができて勉強になりました。
また、初日は人間のお医者さんの講義があり、人間の手術の動画をみながら説明して下さいました。動物の手術は見慣れているため目を背けてしまうことはありませんが、人間の手術をじっくりみるのは初めてだったため衝撃的で目を背けてしまいそうになりました。
その他、画像診断学、骨髄生検、リンパ腫の抗がん剤、疼痛管理など2日間かけて勉強することができました。今後の診療に役立てたいと思います。
-
日本獣医画像診断学会に参加してまいりました
6月18日(土)は病院をお休みし、院長と大宮で開催された日本獣医画像診断学会に参加してまいりました。
この学会は画像診断学会以外に麻酔外科学会、循環器学会も同時開催する大規模な学会です。
今回は主に画像診断のセミナーに参加してまいりました。
画像診断とはレントゲン・超音波診断装置(エコー)・CT・MRIなどを総合的に用いて行う診断になります。私達の病院でもレントゲンと超音波診断装置を用いて診断することが多いですが、診断能力を得るためには経験と勉強が必要になります。
画像診断の結果によってその後の治療方針が決まるため、とても大切な分野だと思っています。
今後も定期的に画像診断の研修やセミナーに参加したいと思います。 -
膵炎
先週は日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズに参加し、肝外胆道系疾患と膵外分泌疾患について勉強してまいりました。
本日は膵外分泌疾患の1つである膵炎についてお話しいたします。
【膵炎】
膵炎の症状は以下のようになります。<犬>
食欲不振 91% 嘔吐 90% 衰弱 79% 腹痛 58% 脱水 97% 下痢 33% 発熱 32% 黄疸 26% <猫>
元気消失 100% 食欲不振 84% 重度の脱水 77% 低体温 68% 嘔吐 35% 腹痛 25% 腹部マス 23% 下痢 15% 以上のように、病院に来院される体調が悪いわんちゃん・ねこちゃんによくある症状のため、症状だけでは診断ができません。診断には検査が必要になります。
昔は膵炎は血液検査でわかりにくかったため診断するのが難しかったのですが、今はわんちゃん・ねこちゃんにも膵炎のマーカーができたため、診断する機会が増えました。
また、膵炎のマーカーは少し前までは外注検査でしかできませんでしたが、今はある程度信頼できるマーカーが院内でも測定できるようになったため、検査しやすくなりました。
上記症状がある子では当院でも膵炎のマーカーを検査することがありますが、検査してみると膵炎に罹患している子が多いことがわかります。
ただ、膵炎だけではなく他の病気も併発している可能性もあるため、他の検査も同時にお勧めすることが多いです。
-
肝リピドーシス
先日は日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズに参加し、犬と猫の代表的な肝疾患について勉強してまいりました。
本日は肝リピドーシスについてご説明いたします。
【肝リピドーシス】
肝細胞への過剰な脂肪蓄積によりおこる肝機能障害
中年齢の肥満猫に多い肥満猫での食欲不振
↓
体脂肪を分解しエネルギーとして利用
↓
遊離脂肪酸が肝臓に運ばれ代謝
↓
肝臓に脂肪が蓄積
↓
肝リピドーシス<病歴・症状>
中年齢・肥満猫
食欲は低下~廃絶(通常は1週間以上)
体重減少(25%以上減少)
黄疸・嘔吐・逆流・嗜眠・虚弱など<診断>
血液検査・超音波検査・肝臓の針生検など<治療>
点滴・栄養補給治療しない場合、ほとんどの猫が死亡します。
治療には時間がかかり、長い場合は3ヶ月以上かかることがあります。
退院後も栄養補給や投薬が必要なため、飼い主様の努力が必要になります。
しかし合併症がなく治療を継続すれば、完治できる病気です。当院にもたまに肝リピドーシスの猫ちゃんが来院されることがあります。
点滴などである程度状態を落ち着かせてから、麻酔下にて食道にチューブをいれ、そこから流動食をいれて治療をしています。
完治するまでは時間がかかるため、ある程度状態が落ち着いたら退院して、ご自宅でチューブから流動食を与えます。
最初は「流動食をいれるなんて、お家でできるかな?」ととまどってしまう飼い主様もいらっしゃいますが、ほとんどの場合はお家でもうまく栄養補給できるようになります。特に肥満の猫ちゃんが、数日間食欲がなかった場合は肝リピドーシスの可能性もありますので、お早めに来院頂ければと思います。
-
内科学アカデミーに参加してまいりました
2月19~21日は横浜で開催された内科学アカデミーに参加してまいりました。
この学会は今年で12回目になりますが、1回目の時からできるだけ毎年参加するようにしております。
1年に1回開催され、主に内科学に関するセミナーになります。
今回の学会でも新たな知識を得ることができ、また日々の診療の疑問点に関しても質問でき頭がすっきりしました。
今後の診療に役立てていきたいと思っています。2016年02月26日(金) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 立川市マミー動物病院ブログ
-
眼科(眼窩・眼瞼・鼻涙管・神経眼科)のセミナーに参加してまいりました
先日は眼科のセミナーに参加してまいりました。
今回は眼窩・眼瞼・鼻涙管・神経眼科について勉強してまいりました。
当院にもたまに失明を主訴に来院される患者さんがいらっしゃいます。まずは眼に異常がないかをチェックし、それと同時に神経検査も行い脳神経に異常がないかも確認いたします。
失明していると眼に異常があると思いがちですが、脳神経の腫瘍などで失明することもあるためです。
こちらの講習会は東京では3ヵ月に1回開催されるそうなので、今後も定期的に参加したいと思っております。
-
眼が白くなる病気
先週は眼科のセミナーに参加してまいりました。
本日は眼が白くなる病気についてご説明いたします。眼が白い時は、まずはペンライトとスリットランプを用いて、どこが白いかを確認いたします。
眼が白くみえる場所は、①角膜 ②前房 ③水晶体 ④硝子体 に分類されます。
どこが白いかを確認したら、何の病気かを診断していきます。【眼が白くなる病気】
①角膜
角膜結晶状混濁・角膜浮腫・角膜炎・角膜線維化・角膜瘢痕②前房
房水フレアー・脂質性房水③水晶体
白内障・核硬化症④硝子体
硝子体変性・星状硝子体当院にも「眼が白い。白内障ではないか?」と心配して来院される患者さんが多くいらっしゃいます。白内障は有名な病気のため、眼が白いとまずは疑いたくなりますが、白内障以外にも眼が白くなる病気はたくさんあります。まずは眼のどこが白いのかを確認することが大切になります。
-
画像診断(胸部腹部レントゲン)の勉強会に参加してまいりました
先週の休診日は院長と一緒に日本獣医生命科学大学で開催された日本獣医画像診断学会検定講習会に参加してまいりました。
今回は胸部腹部レントゲンに関する勉強会でした。朝から晩まで講義を受け大変勉強になりました。
画像診断とはレントゲンや超音波などを用いて行う診断になります。
一般病院にはレントゲンや超音波検査機器(エコー)がある病院が多いですが、診断能力を養うためにはトレーニングが必要になります。
画像診断は日々の診療に大変役立つため、今年から院長と一緒に毎週水曜日に専門医の施設に行ってトレーニングを受けており、今、自分たちが一番力をいれている分野の1つになります。1つ1つの科目を専門医などについて勉強し、得意分野を増やすことによって、より的確な診断・治療ができるようになると思っております。
穴のない診療ができるようにコツコツとがんばろうと思います。 -
肝毒性のある物質
先週は肝疾患の勉強会に参加してまいりました。
今回は血液検査で肝臓の値(肝酵素)が高値だった場合のアプローチ法、画像診断、血液検査、細胞診、病理検査、麻酔、外科、肝腫瘍の内科・治療について1日かけて講義を聴いてきました。
当院においても術前や体調不良時の血液検査などで肝臓の値が高いことがよくあります。肝酵素は毒物・薬物などで上昇することもありますのでよく問診をした後、まずは超音波検査をお勧めすることが多いです。その後、さらなる精査にすすむか、試験的治療を開始するかご相談させて頂いております。
肝毒性のある物質としてはキシリトールが有名ですが、アロマオイルやハーブ系のサプリメントも肝毒性があるそうです。ヒトにとっては毒物ではなくても、わんちゃん・ねこちゃんにとっては毒物であることもあるため、気をつけなければなりません。
【肝毒性のある物質】
ハーブ系サプリメント、アロマオイル、塩素化合物(洗剤など)、アフラトキシン(カビ毒)、ベニテングダケ、細菌毒素、ラン藻、ソテツの実、重金属(塗料の鉛など)、有機リン(殺虫剤、農薬)、タリウム(殺鼠剤)、キシリトールなど -
血腹とドレナージの勉強会に参加してまいりました
血腹とは外傷や腹腔内腫瘍などの破裂などにより腹腔内に血液が貯留している状態です。
当院にもお腹や胸にお水がたまっている(これらを腹水・胸水と呼びます)子が来院されることがあります。腹水や胸水はエコーやレントゲン検査で発見しますが、それが血液なのか、感染によるものか、腫瘍の転移によるものか、心臓病によるものかなど、たまる原因はエコーやレントゲンではわかりません。よって、まずは腹水や胸水を少しでも採取して検査し、液体がたまる原因を調べなければなりません。腹水・胸水がたまる原因によって治療方法が異なるため、腹水・胸水の検査により病気を診断することが重要になります。
今回のセミナーでは様々な血腹の症例をみることができ、また胸腔・腹腔へのドレナージの方法を知ることができたため勉強になりました。
-
神経病の勉強会に参加してまいりました
今回は立てないわんちゃんに関する勉強会でした。当院にも立てないわんちゃんが来院されることがあり、まずは立てない原因をみつけることになります。診断するにはまずは神経学的検査を行ってから次の検査にすすむことが多いです。全身状態が悪くて立てないこともありますので、全身精査をお勧めすることもあります。
今回はイギリスの神経専門医の先生が様々な症例の動画をみせながら説明して下さり実践的で勉強になりました。
-
眼科(角膜・強膜)の勉強会に参加してまいりました
今回は角膜・強膜の病気の診断・治療について勉強してきました。
角膜・強膜とは目の表面にある膜で、ここに異常があると見た目にわかりやすく、オーナー様はすぐに受診されることが多いため、比較的早期診断がしやすい場所になります。
当院を受診されるわんちゃん・ねこちゃんともに角膜で1番多い病気は角膜潰瘍(角膜に傷がついてしまう病気)になります。今回、特に角膜潰瘍について診断時に注意すべき点と治療法について新たな知見を得ることができたため勉強になりました。
定期的に開催されているそうなので、今後は継続して参加しようと思っております。
-
腎不全
現在、私が担当しているわんちゃん・ねこちゃんには腎臓病の子が多く、少しでも知識をアップデートしたいと思ったため、先日は腎臓病のセミナーに参加してまいりました。
【腎不全】
腎機能が低下した状態で、尿毒症徴候がある場合を「腎不全」といいます。
(尿毒症徴候がない場合は「腎機能不全」といいます。)<尿毒症徴候とは> 下記のように様々な症状があります。
*消化器系:食欲不振・嘔吐・体重低下・潰瘍
*泌尿器系:無~乏尿・多尿・腎の萎縮~肥大
*造血系:貧血・出血傾向
*心肺系:高血圧・肺水腫・肺炎
*骨格系:腎性骨異栄養症・石灰沈着(軟部組織)
*外皮系:皮膚柔軟性低下・創傷治癒遅延
*神経系:倦怠感・嗜眠・痙攣・昏睡
*眼:網膜の剥離・出血今回、セミナーを聴くことにより、今自分が担当している子たちの治療について再検討することができました。また、日々の診療の疑問を質問したところ、詳しく教えてくださり勉強になりました。
今後も定期的に勉強会に参加し、知識のアップデートに努めていきたいと思います。
-
『実践接遇マナー研修』に参加しました。
こんにちは、看護師の石黒です。
10月の初旬に『実践接遇マナー研修』に参加しました。
動物病院スタッフ向けの言葉遣いや電話対応、
報告連絡相談などを勉強しました。
講義は少なく、ロールプレイングを中心に行う研修でした。
新人さん向けの研修だったようで参加者のほとんどが
専門学校を卒業したての看護師さん達でとても初々しかったです。
写真は休憩中の様子になりますが、ロールプレイングをするので
机がなく椅子を移動させながら勉強しました。
今回の研修参加をきっかけに改めて
自分の接遇を見直し、日々に活かしていければと思います。2015年10月20日(火) 投稿者 ishiguro | 勉強会, 研修, 立川市マミー動物病院ブログ
-
猫の勉強会に参加してまいりました
先日は猫の勉強会に参加してまいりました。
最近、猫専門の勉強会が多く開催されるようになってきました。
猫の日本での飼育頭数は年々増えているそうです。
今回は猫の予防・健康管理、猫を診察する際の注意点などについてカナダの先生が講義して下さいました。
特に猫ちゃんとの接し方が勉強になりました。
診察時、時々猫ちゃんを怒らせてしまうことがありますが、できるだけ猫ちゃんの機嫌を損ねないように接していきたいと思います。2015年09月11日(金) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 立川市マミー動物病院ブログ
-
猫の集会に参加してまいりました
先月は「猫の集会」に参加してまいりました。
「猫の集会」というと猫ちゃんたちが集まる会と思われるかもしれませんが、獣医師と動物看護師が集まる猫についての勉強会になります。
今後、定期的に開催されるそうで、今回は2回目で、主に猫の消化器疾患についての勉強会でした。
わんちゃんとねこちゃんでは体の構造が違うため、なりやすい病気も異なってきます。
当院ではわんちゃんの患者数の方が多いですが、ねこちゃんの様々な病気にも対応できるように、今後も努力していきたいと思います。2015年07月28日(火) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 立川市マミー動物病院ブログ
-
学会発表(2015年 日本獣医がん学会)
7月4日(土)・5日(日)はお休みを頂き、都内で開催された「第13回日本獣医がん学会」に参加してまいりました。
今回のシンポジウムのテーマは「口腔内悪性黒色腫」で、2日目はまる1日、口腔内悪性黒色腫のセミナーでした。
午前中は口腔内悪性黒色腫の病理、外科、放射線治療、内科治療についての講義を聴講し、午後からは症例検討会でした。
今回はこの症例検討会で4年ぶりに学会発表をしてきました。
4年前とは違い、子育てをしながらの発表準備は想像していたより大変でした。
日々の診療・勉強・学会参加・子育てだけで手いっぱいなので、発表は難しいかなと思っていたのですが、発表することによって自分でもより深く勉強するし、アドバイスも頂くことができるかなと思い、発表することにしました。
学会発表するには過去の報告と比較する必要があるため、多くの論文を読む必要があります。
この論文が全て日本語であれば大変ではないのですが、今回の病気は珍しいため日本語で記載されたものがなく、多くの英語の論文を読まなければなりませんでした。
普段、英語を読む機会が少ないため、最初は読むのが苦痛でしたが、読むことにより知識が増えていき、もっと先が知りたいと思うようになり、楽しく読むことができました。
今回は子育てしながらの発表のため、余裕をみて3月から発表の準備をしていました。
結局、準備はギリギリになってしまいましたが、何とか無事発表を終えることができました。
準備は大変でしたが、発表することによってこの病気に対する知識が増えてよかったです。学会発表は大変ですが、準備段階で必死に勉強するため、成長できる良い機会だと思っています。
今後も定期的に学会に参加し、機会があったら発表したいと思います。 -
減感作療法
6月14日(日)はアトピー性皮膚炎とその治療法である減感作療法の勉強会に参加してまいりました。
本日は減感作療法についてご説明いたします。
【減感作療法とは?】
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を特定し、アレルゲンを少しずつ量を増やしながら何回か投与することで、体を徐々にアレルゲンに対して慣れさせ、最終的に拒絶反応を起こさない体質に変えていく治療法です。
減感作療法はアトピー性皮膚炎を根治できることもあるため、大変良い治療法なのですが、頻繁に注射しなければならないため治療しにくいのが欠点でした。
そこで、去年、新しい減感作療法薬「アレルミューン」が日本で販売されました。
アレルミューンは犬アトピー性皮膚炎の主なアレルゲンの1つのハウスダストマイト(チリダニ)に含まれるタンパク質を、週1回ずつ徐々に用量を増やしながら5~6回注射することで症状を改善させる減感作療法薬です。
今までの薬と違い、週1回、5~6回の注射ですむため、大変治療しやすくなりました。
当院でも治療を開始しており、アトピー性皮膚炎をうまくコントロールできるようになった子がいます。
アトピー性皮膚炎でお困りの方はご相談頂ければと思います。 -
勉強会に参加しました。
こんにちは、看護師の石黒です。
先月、勉強会に参加して参りました。
『麻酔薬モニタリングの実際』というテーマで
手術に関係する内容の勉強会でした。
毎日のように予防手術や病気による手術を見ていますので
日々の仕事に役立てていきたいと思います。
ハリーくんに応援してもらって
勉強頑張ります!!!2015年04月06日(月) 投稿者 ishiguro | できごと, 勉強会, 立川市マミー動物病院ブログ, 麻酔科
-
てんかんのセミナーに参加してまいりました