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☆ハリーとクリスマス☆
こんにちは。看護士の大澤です。
今日はクリスマスですね^^♪今日は嬉しいことがありました。なんとなんと!ハリーにサンタさんからプレゼントが届きました!!!!!!!
12月24日
『ハリタさんプレゼントくれるかな~?』
(演技派なハリー笑)『こんにちは^^ハリ・タクロースです♪』(ヒゲはハリーの毛を使用!)
これもお気に入りみたいで遊んでました^^
これおもちゃじゃないんですけどね笑
お菓子の入ってた靴下です笑
楽しそうなのでこの靴下もおもちゃの仲間入り♪☆★今回のクリスマスプレゼントは・・・☆★
ハリーがこの病院に来る前にいたペットショップのスタッフさんから
いただきました^^♪+゜
去年の誕生日やクリスマスにもプレゼントをもらいました!!
大切に使わせていただきます゜∀゜)ノ
いつも本当にありがとうございます(*_ _)〃今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ハリー君★雑誌デビュー
こちらは獣医学雑誌です。先月号の遺伝病の特集に、
当院のアニマルスタッフ・ハリー君が載りました。
ハリー君は以前にもご紹介したように「家族性皮膚筋炎」という皮膚の遺伝病です。(*わんちゃんにうつる病気ではありません)
私たちの大学時代の同級生が母校の大学病院で皮膚科の診察を担当しており皮膚の遺伝性疾患を雑誌に執筆するため、ぜひハリー君を掲載したいとのことで写真を撮りに来てくれました。
いつものハリー君はカメラ目線ですが、極度の人見知りのため緊張してしまいました。目をそらしてしまい、目の焦点があっていません。
ハリー君は鼻の上の毛がないですが、以前に比べたらだいぶ毛が生えてきたそうです。
ハリー君はもともとペットショップにいたわんちゃんで、当院にきたのは去年の8月でした。当院にきたばかりの時は私の事を怖がり1ヵ月間くらいなつかず、私をみると震えたり吠えたりおもらししたりしていました。
今ではとてもなついてくれて、膝の上にのるのが大好きです。
【膝の上でうっとりしているハリー君】
ハリー君は普段は入院犬舎や処置室にいるため、入院中のわんちゃん・ねこちゃんとのご面会の際に飼い主様が入っていらっしゃると怖くなって吠えてしまうことがあり、ご迷惑をおかけしております。
少しずつ社交的になっていくと思いますので、これからもハリー君をよろしくお願いいたします。
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学会発表 in 大阪 (2010年動物臨床医学会)
こんにちは。獣医師の萩原です。以前、お知らせにも告知させて頂いておりましたが、11月19日(金)~21日(日)は私の診察をお休みにさせて頂き、大阪で開催された第31回動物臨床医学会年次大会で発表してきました。
この学会は毎年大阪で開催され、今年で31回目になる歴史のある学会です。私自身、こちらの学会で発表したのは今回で3回目になります。
今回は大学病院で診ている症例を発表しました。「レフルノミドが奏効した非再生性免疫介在性貧血の犬の1例」と、舌をかみそうな題名です。「非再生性免疫介在性貧血」という病気は最近になって診断名が確立されたもので、治療や予後に関する報告が少ない珍しい病気です。
何度も練習していきましたが、やはり本番でも舌が回らず何度かつっかえてしまいました・・・でもなんとか無事終わり、安心しました。
発表が終わった日の夜は、大阪で開業している友人夫婦がもつ煮を食べに連れて行ってくれました。すごくおいしかったです。
その後、テレビでよくみる「えびす橋」に連れて行ってくれました。
有名なかに道楽の看板。リアルです。大阪は派手な看板が多いそうです。
最後、たこ焼きをごちそうになりました。
大阪の人はたこ焼きをご飯のおかずにできるそうです。ちょっとうらやましいです。
なんだかグルメ日記みたいになってしまいました。
今回、学会の準備は夏からコツコツしていたため途中までは余裕があったのですが、11月に入りかぜをひいてしまい咳がでて苦しくて夜眠れなくなったり、重症患者さんが続いたり・・・と、予想外のことがおき、いつものように直前は準備でいっぱいいっぱいになってしまいました・・・
最近では学会準備で休みの日は大学に行きスライド作りや調べ物をしていたため、ゆっくり休む日がなかったので、今は休養をとって長引いているかぜを治したいです。
学会発表は正直ストレスですが、準備段階でその病気について再度調べてより深く勉強するため、非常に自分のためになり成長できる良い機会だと思っています。今後も定期的に学会に参加し、発表できたらと思います。
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ハリーとおやつと空
こんにちは。看護士の大澤です。
昨日、お昼休みにハリーにおやつをあげました♪(また太ってきたのに;)
『こんにちは、ハリーです。』
あとまたまたアップ集です。
ハリーのアップは、ほんとに癒されます^^
ちなみに病院のパソコンのデスクトップはコレです!!!
その前のデスクトップもハリーのアップでした笑
結構迫力あるんです^^
それから今朝、飛行機が飛んでたので撮ろうと思ってカメラ取りに行って
戻ったら思った以上に飛行機は早くてだいぶ遠くに行ってしまってました・・・
でも空が綺麗だったので残しておきました♪
今回も読んでいただきありがとうございました_ _)〃
2010年11月20日(土) 投稿者 osawa | ハリー君日記, 立川市マミー動物病院ブログ
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ハリー集☆part6
こんにちは。看護士の大澤です。
最近は、もう寒くて寒くて・・・
毛布が手放せません。Byハリー
だって取ると・・・
こうなっちゃうんです;;(バチバチ言ってました。)
【待て】と言われたらきちんと待ちます。
たとえ前が見えてなくても!
あっ、こんにちは。ハリーです^^
(また鼻にピントが・・・泣)
今日も協力してくれたハリー、ありがとう♪
2010年11月11日(木) 投稿者 osawa | ハリー君日記, 立川市マミー動物病院ブログ
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ネブライザー
こんにちは。獣医師の萩原です。11月17日(日)は診察終了後、院長と呼吸器病のセミナーに参加してまいりました。講師はイギリスの先生で、様々な呼吸器病の症例をみることができ非常に勉強になりました。
今回は呼吸器病の治療に用いる「ネブライザー」という機械についてご説明させて頂きます。
【ネブライザー】
水や薬液を霧状に変え、気道内の加湿や薬液投与のために用いる吸入器具です。主に呼吸器病の治療時に用います。
今回の患者さんは、柴犬の小太郎ちゃんです。まだお家に来たばかりですが、だいぶ慣れてきてお家の猫ちゃんたちを追いかけ回しているそうです。咳が続くため、当院を受診されました。ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)と診断し、治療を開始致しました。
【小太郎ちゃん(柴犬・男の子・2ヵ月齢)】
座り方がかわいいです。大人しく座っていましたが、お家ではすごくやんちゃだそうです。
毛がふかふかです。
薬液(抗生剤・気管支拡張剤など)と生理食塩水を用意します。
これらをネブライザーにいれて、セット完了です。
ホースの先から霧状の水分と薬液がでてきます。
くんくん
少し楽になったかな?
今ではだいぶ咳も落ち着いたようです。
私も数日前からカゼをひいてしまいました。喉が痛くて咳がでて声もガラガラです。私も今日からネブライザーを開始しました。ネブライザーをした後は喉がすっきりして気持ちがよいです。
咳などの呼吸器症状がみられた場合は、ネブライザー療法でだいぶ呼吸が楽になるかもしれないので、一度ご相談ください。
2010年11月11日(木) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 呼吸器疾患, 機器紹介, 治療例, 立川市マミー動物病院・設備
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心臓超音波研修2回目~右側傍胸骨短軸断面~
先週は院長と都内で開催されている心臓の超音波研修を受けてきました。
(研修日の診察時間の変更はこちらになります。)
今回は、右側傍胸骨短軸断面(乳頭筋・心尖・腱索・僧帽弁・大動脈弁・肺動脈レベル)について研修をうけてまいりました。
【右側傍胸骨短軸断面】
①乳頭筋レベル
②僧帽弁レベル
③肺動脈レベル
これらの断面では心房・心室の大きさ、大動脈・肺動脈の拡張の有無などについて形態的な評価を行うことができます。
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ハリーとお散歩
こんにちは。看護士の大澤です。
今日は夕方ハリーと散歩に行きました^^
ハリーは、お散歩が大好きでリードや服など普段使ってるお散歩グッズを見ると
大喜びして飛びついてきます^^♪暗くなるのも早くなってきて、寒くもなってきて外はすっかり冬だなと思いました。
なので、あったかいフワフワな毛を着ているハリー自身は寒くないとは思いますが、
見た目がなんとなく寒そうなので・・・今年も完全防備!!!・・・あー、毛がボサボサ笑
2010年11月01日(月) 投稿者 osawa | ハリー君日記, 立川市マミー動物病院ブログ
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心臓超音波研修1回目~右側傍胸骨長軸断面~
10月17日(日)は診察を午前10時までに短縮させて頂いて、院長と二人で都内で開催されている心臓の超音波研修を受けてきました。
この研修は10月から3月にかけて行われます。(研修日の診察時間の変更はこちら)4名1組で実際にわんちゃん・ねこちゃんに超音波診断装置(エコー)をあて、心臓の描出方法をマスターするのが目的です。研修は講義が1時間、実習が2時間になります。
今回は、右側傍胸骨長軸断面(四腔断面(左室流入路)と五腔断面(左室流出路))について研修をうけてまいりました。
【右側傍胸骨長軸断面】
①四腔断面(左室流入路)
②五腔断面(左室流出路)
この断面では心房・心室の大きさ、大動脈拡張の有無、壁の厚さ、弁尖肥厚の有無などについて形態的な評価を行うことができます。
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乳歯遺残
10月20日(水)は東京都内で開催されている日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの歯科セミナーに参加してまいりました。今回は「乳歯遺残」についてお話させて頂きます。
まず、乳歯と永久歯が生えてくる時期は以下の表のようになります。
乳歯
永久歯
子犬
子猫
犬
猫
切歯
3~4週
2~3週
3~4ヵ月
3~4ヵ月
犬歯
3週
3~4週
4~6ヵ月
4~5ヵ月
前臼歯
4~12週
3~6週
4~6ヵ月
4~6ヵ月
後臼歯
5~7ヵ月
4~5ヵ月
「乳歯遺残」とは永久歯との交代の時期を過ぎても、乳歯が歯列内に残留することです。乳歯が残存すると永久歯の萌出が遅れたり、不整咬合の原因となります。また歯垢や歯石が付着しやすくなり歯周病の原因にもなります。
よって、自然に抜ける様子がなければ抜歯を行う必要があります。すべての永久歯は6~7ヵ月齢までには萌出が完了し、この時点で乳歯があれば自然に抜ける可能性は少ないです。また、7ヵ月齢に満たない場合でも、永久歯の萌出が始まったにも関わらず乳歯が動揺しなければ抜歯を行った方がよいといわれています。
ゴンちゃんも若い頃、乳歯(犬歯)が抜けなかったため抜歯しました。
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10月17日(日) 診察時間は9時から10時までとなります
2010年10月16日(土) 投稿者 hagiwara | お知らせ, 立川市マミー動物病院ブログ
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貧血
10月13日は東京都内で開催されている日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの「貧血」のセミナーに参加してまいりました。
今回は貧血を呈するわんちゃん・ねこちゃんの症例検討で、各々のプロフィール・血液検査・血液・骨髄塗抹などを多数みることができ勉強になりました。
【貧血】
血液検査で総赤血球数(RBC)、ヘモグロビン濃度(Hb)、ヘマトクリット(PCV)のいずれか、あるいは全ての低下がみられた場合を「貧血」といいます。
総赤血球数(RBC)、ヘモグロビン濃度(Hb)、ヘマトクリット(PCV)は血液検査(血球計算(CBC))でわかります。
<血液検査の手順>
①採血します。
②全自動血球計数器(血球計算(CBC)の測定ができます)に血液をセットします。
③測定中
④数十秒で血球計算(WBC, RBC, Hb, Ht, MCV, MCHC, PLT)の結果がでます。
⑤血液1滴をスライドガラスにうすくのばし、乾燥・固定・染色を行います。(血液塗抹)
⑥次に血液生化学検査を行います。この機械では肝臓・腎臓パネル・血糖値など様々な項目を測定することができます。
⑦顕微鏡で赤血球・白血球・血小板の形態・数などを観察します。
<貧血の分類>
貧血の原因は様々です。大きく分類すると再生性と非再生性に分類されます。
①再生性貧血
骨髄以外の原因による破壊・喪失
a) 急性出血
体内又は体外出血
b) 溶血
赤血球膜の異常(ハインツ小体・肝疾患・脂質異常・低リンなど)
免疫介在性・感染性(バベシア・ヘモプラズマ・免疫介在性溶血性貧血など)
②非再生性貧血
骨髄での産生低下が原因
a) 比較的よくみられるもの
慢性炎症による貧血・腎性貧血・甲状腺機能低下症・白血病ウィルス感染・鉄欠乏性貧血・非再生性免疫介在性貧血など
b) 特殊な骨髄疾患によるもの:骨髄検査をしないと確定診断がつかないケースが多いです。
赤芽球癆・再生不良性貧血・骨髄癆・骨髄異形成症候群など
「貧血」のわんちゃん・ねこちゃんにおいては、「貧血」を主訴にご来院される方は本当にまれです。ほとんどの方は元気・食欲の低下などを主訴に来院され、診察時に貧血が発見されることが多いです。
身体検査のみでは貧血の程度や内臓の状態をはっきりと把握することができませんので、ご家族の方と相談の上、血液検査を行います。少量の血液を採血し、約20~30分後に結果がでます。検査結果がでた後、今後の検査や治療方針についてご相談させて頂きます。
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ハリー君と瑞穂町のドッグラン
夏も終わり涼しくなってきたので、アニマルスタッフのハリー君と瑞穂町にあるドッグランにいってきました。今までも何回か一緒にドッグランにいっているので、ハリー君もだいぶ慣れてきたようです。今年の2月・5月のドックランの様子はこちら。
車にも慣れて自分でジャンプして乗ります。車内では急いで私の膝の上に座ります。
いつも胴輪につけてあるお守りと鑑札です。お守りには「散歩安全」と書いてあります。このお守りは当院に来る前にハリー君がお世話になっていたペットショップのスタッフさんから頂きました。
車に乗ること20分、到着しました。
緑がたくさんあっていいところでした。
ハリー君はいつもはおっとりしていますが、ドックランにくるとものすごい速さで走り回ります。
ずっと走ったり歩き回ったりしていました。
秋になり外出するには良い季節になったので、ハリー君と一緒にいろいろな所に遊びに行きたいです。
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診察時間短縮のお知らせ
この度、循環器専門医による心臓疾患の超音波研修を受講する事になりました。
それに伴い、数日のみ診察時間を短縮させて頂きます。
ご迷惑をおかけいたしますが今後も現状に満足する事なく、動物達と飼い主様が
より良い生活を送るためのお手伝いが出来るよう診察技術の向上に努めたいと
思いますのでよろしくお願い致します。
診察時間変更日
平成22年
10月17日(日)
10月31日(日)
12月19日(日)
平成23年
1月23日(日)
2月27日(日)
3月20日(日)
上記日程は診察時間が
午前9時~午前10時までとなります。
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本日のわんにゃんドック
本日の「わんにゃんドック」は8歳のマルチーズの女の子でした。
この子はまだお家に来たばかりで、一度、一通り健康診断を受けたいとのご希望があり、ご家族の方とご相談した結果、わんにゃんドックを受けて頂くことになりました。
わんにゃんドックとは、「一般身体検査・尿検査・糞便検査・血液検査・胸部レントゲン・腹部レントゲン・超音波検査」で全身を一通り検査する、人間ドックのような検査になります。
あらかじめお電話または御来院にてご予約を頂きます。検査当日は10時までに御来院頂き、ご家族の方に色々とお話しを伺います。(問診)
その後、お預かりし一般身体検査になります。体重・体温・体脂肪・心拍数・呼吸数を測定し、皮膚・眼・耳・口・鼻・四肢・体表リンパ節などを一通り視診・触診・聴診します。
次に、少しだけ採血し、血液検査を行います。院内に血液検査機器があるため、20分ほどで結果がでます。
レントゲン検査を行います。動物種・体重・撮影箇所を選択します。
レントゲンは基本的に胸部2~3枚、腹部2~3枚撮影します。
次に第1診察室でエコー検査(超音波検査)を行います。
マットの上に仰向けになって寝てもらい、可能ならばお腹の毛を悌毛させて頂いております。
この子も力を抜いておとなしくしてくれていたので、負担なく検査することができました。
超音波検査では、肝臓→脾臓→左腎臓→左副腎→膀胱→腰下リンパ節→子宮または精巣→右腎臓→右副腎→胃→小腸→膵臓→大腸→心臓の順にみていきます。このように毎回検査する臓器を順番で決めておくことによって、検査のやり忘れがなくなるため、私はこの順に検査しています。
【肝臓】
最後に今回の検査結果・問題点・今後の方向性などをまとめ、「わんにゃんドック結果報告書」としてファイリングしてお渡ししております。その日の混雑の状況にもよりますが、退院は大体6時頃になります。
これだけ多くの検査をしますと相当時間がかかります。一気に全部検査を終わらせようとすると、わんちゃん・ねこちゃんが疲れてしまうため、検査→お休み→検査→お休みと、検査の間にお休みをいれてできるだけ体に負担がかからないように注意しております。
これら多数の検査をセットにすることで、全身を系統だってみることができ、病気の検出率が高くなります。また、それぞれ別に検査するよりも費用はかなりお安くなっております。(わんにゃんドックの費用:15000円(20kg未満)・17000円(20kg以上))(1つ1つ検査をしますと約25000~30000円前後の費用がかかります。)
若いうちから系統だった検査をして健康な時の血液の数値などを把握しておけば、今後、体調を悪くした時に比較する事ができ、とても参考になります。
もし興味がございましたら、一度ご相談ください。
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消化管・膵臓の超音波診断
9月29日は東京都内で開催されている日本臨床獣医学フォーラム・東京レクチャーシリーズの「消化管・膵臓の超音波診断」についての講義に参加してまいりました。
以前も消化管(胃・腸)・膵臓の超音波検査についてお話させて頂いた事がありますが、嘔吐・下痢などの消化器疾患の診断では画像診断が非常に重要になります。
私も以前は「消化管はガスを多量に含んでいるため、超音波でみてもよくわからない」という先入観がありましたが、絶食をしてもらい、性能の良い超音波診断装置を用いることによって、X線や内視鏡検査では得られない消化管壁の厚さや消化管の運動性、他臓器の異常などを確認できるようになりました。
【当院の超音波診断装置】
第1診察室にあります。検査前にお腹の毛を悌毛することをお勧めしております。(お腹の中の臓器が断然みやすくなります)
嘔吐や下痢などの消化器症状が続くわんちゃん・ねこちゃんは、超音波検査を受けることをお勧めしております。
最近寒くなってきましたが、ハリー君は今日も快便です。
私はストレス・食べ過ぎですぐにお腹をこわすので、ハリー君がうらやましいです。
2010年10月05日(火) 投稿者 hagiwara | 勉強会, 消化器疾患, 画像診断, 立川市マミー動物病院・設備
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大阪にある友人の動物病院を見学してきました
連休中,今年の春開業した大阪にある友人の動物病院を見学してきました。
すごくおしゃれな友人ですが,病院もやはりおしゃれでした。
ベンチがあり,外に座ってお待ち頂くことができるようになっていました。
ロゴもおしゃれです。わんちゃん・ねこちゃん以外にもエキゾチックアニマル(ウサギ・ハムスターなど)も診察しているそうです。この日もウサギさんが何羽か来院されていました。
照明もおしゃれです。
近くで捨てられていた猫ちゃんだそうです。2人で楽しそうに遊んでいました。
病院前に大きな川がありました。お散歩コースにもなっているそうです。
帰りにお好み焼きと焼きそばをごちそうになりました。あまりのおいしさに驚いてしまいました。大阪に行った際にはまた食べたいです。
祝日だったので高速道路が混雑していて大変でした。やはり1泊2日はハードスケジュールでした。
友人の病院から学ぶ点がたくさんあり勉強になりました。短時間の滞在でゆっくりできなかったので,今度は時間に余裕をもって伺おうと思います。
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ねこちゃんの避妊手術について
<メリット>
①卵巣・子宮疾患の予防
手術によって卵巣と子宮を摘出するため,卵巣・子宮疾患(子宮蓄膿症・子宮水腫・卵胞嚢腫・卵巣腫瘍など)を予防することができます。
②乳腺腫瘍の予防
若齢時に避妊手術をすると乳腺腫瘍の発生率を減少させる事ができます。
避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果(猫)
避妊手術の時期
予防効果
6ヵ月まで
91%
7~12ヵ月まで
86%
13~24ヵ月まで
11%
24ヵ月以上
0%
③発情がなくなる
発情に伴う激しい鳴き声を抑えられることが多いです。
④妊娠の心配がなくなる
⑤発情中の不適切な場所での排尿が少なくなることが多い。
<デメリット>
①全身麻酔のリスク
健康な子でも麻酔により0.6%が亡くなると言われています。
②肥満傾向
ホルモンのバランスの関係から未避妊のねこちゃんと比べて太りやすくなる傾向があります。
現在の日本では避妊手術は推進する事が多いですが,最終的にメリット・、デメリットを踏まえた上でおうちの方が決定する事になります。手術をされる場合には一泊二日の入院になります。
<手術の時期>
初回発情前(生後6~7ヵ月)が目安ですが、発育状態が良く、発情行動が早めにみられる場合はそれ以前に手術が可能な場合がありますのでご相談下さい。
<手術の流れ>
①手術予約
避妊、去勢手術は予約制ですので、お電話もしくは来院いただきご予約ください。
②手術前日まで
できれば前日までに一度来院されて健康状態の確認をした方がよいと思われます。
術前検査は、病歴、一般身体検査(視診、触診、聴診等)に加えて血液検査(血球検査、生化学検査)をおすすめしています。
③手術前日
お水とお食事は通常通り与えて下さい。お家の方が寝る前にまだお食事が残っているようなら、さげて下さい。お水はそのままで構いません。前日は激しい運動やシャンプーは控えてあげてください。
④手術当日
朝、お家の方が起きましたらお水もさげて下さい。そのまま絶食、絶水の状態で病院に午前9時~10時の間にご来院ください。手術に関してご説明させて頂いた後、お預かりとなります。
お昼の休診時間内に手術を行います。
<退院>
麻酔の覚醒、一般状態、術創が良好であれば翌日退院です。退院時に化膿防止のために抗生剤をお出しします。退院翌日まではなるべく安静にしてあげて下さい。
時々帰宅後元気がなかったり、食欲が落ちたりする子がいます。不安なことがありましたらどんなことでもご連絡ください。
<抜糸>
抜糸は基本的に1週間後です。予約は必要ありませんので、診察時間内にいらしてください。
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ねこちゃんの去勢手術について
<メリット>
①おしっこをひっかける(マーキング)の軽減
②発情中の不適切な場所での排尿が少なくなることが多い。
③おしっこの臭いが減ることが多い。
④攻撃性・ケンカ・発情期のストレスの軽減
<デメリット>
①全身麻酔のリスク
健康な子でも麻酔により0.6%が亡くなると言われています。
②肥満傾向
ホルモンのバランスの関係から未去勢のねこちゃんと比べて太りやすくなる傾向があります。
現在の日本では避妊手術は推進する事が多いですが,最終的にメリット・、デメリットを踏まえた上でおうちの方が決定する事になります。手術をされる場合には当日退院になります。
<手術の時期>
生後6~7ヵ月が目安ですが、発育状態が良く、発情行動が早めにみられる場合はそれ以前に手術が可能な場合がありますのでご相談下さい。
<手術の流れ>
①手術予約
去勢手術は予約制ですので、お電話もしくは来院いただきご予約ください。
②手術前日まで
できれば前日までに一度来院されて健康状態の確認をした方がよいと思われます。
術前検査は、病歴、一般身体検査(視診、触診、聴診等)に加えて血液検査(血球検査、生化学検査)をおすすめしています。
③手術前日
お水とお食事は通常通り与えて下さい。お家の方が寝る前にまだお食事が残っているようなら、さげて下さい。お水はそのままで構いません。前日は激しい運動やシャンプーは控えてあげてください。
④手術当日
朝、お家の方が起きましたらお水もさげて下さい。そのまま絶食、絶水の状態で病院に午前9時~10時の間にご来院ください。手術に関してご説明させて頂いた後、お預かりとなります。
お昼の休診時間内に手術を行います。
<退院>
麻酔の覚醒、一般状態、術創が良好であれば当日退院です。退院時に化膿防止のために抗生剤をお出しします。退院翌日まではなるべく安静にしてあげて下さい。
時々帰宅後元気がなかったり、食欲が落ちたりする子がいます。不安なことがありましたらどんなことでもご連絡ください。
<抜糸>
縫合しないので、抜糸の必要はありません。